先週の徳島は福村で行われたチヌの四国本部大会は釣果無しでかなりショッキングでした
3週連続のチヌの大会第2戦は、宿毛でMFG高知支部懇親チヌ釣り大会でした
前日、先週釣果無しで「やらかした賞」で貰った屈辱のマルキューチヌパワームギSPをしっかりと練り込みました
今回はパラダイスな宿毛なので釣れることは間違いなし
問題は乗っ込み後というタイミングが釣りを難しくさせることです
2時半に出発し、4時半位に宿毛の藻津港に到着
5時20分から運命の受付です
珍しくやる気で早々に引いたクジは16番
良いか悪いかは分かりません
開会の挨拶があり、チヌパワーニューダッシュの紹介がありました
驚いたことに出船前に聞いた所によるとどうも今年は宿毛市チヌパラダイスカップやるらしい
この大会で上位2名に出場権だそうです
4年連続で連続出場を続けているパラダイスカップ本戦
是が非でも出たいのでやる気が漲ってきました
出船は、自分は後半で2船目
一便目の出船を見送ります
ピストン輸送なので30分程待ちます
そして、出船
船は東に向かいます
東側の磯なこともあって数が出やすいので期待大です
15分程走り、最初は名礁ダルマ〜
スタッフのチャンプと全国大会常連の名人2人が上がりました
大ピンチ、優勝無くなった気がします
次に大島0番、咸陽島と選手を降ろしていきます
坂もっちゃんは以前上がった磯でバッチリのようです
そして自分の番、赤灯？
いや、赤灯の手前の磯です
ここに宿毛の方と二人でおりました
船頭の西田さん
「デカいのも数も釣れる」
出た〜西田さんの「釣れる、釣って貰わなければ」プレッシャー！
でも、これが何時も凄く的確なんですよ
ジャンケンをして勝って浅めの湾処の藻だらけの西向きの釣り座を選択しました
ポイントが広いので探りやすいかなと選んだのですがこの藻が難敵でした
G社ブラックトリガー1号のチヌ竿に2500番のリール、PE0.8号、先糸2号、ハリス1.7号、ウキは黒魂Tiny J3でチヌバリ2号でスタートです
餌は一通り用意していますが練り餌メインで使用しました
まずは、20 m程、先からスタート
直ぐにベラが釣れ木っ端グレも来ます
タナを竿一本から上げたり下げたり
一時間程した時点で加工オキアミの食い込みイエローを付けて投入しているとウキが沈みラインがゆっくりと引かれます
アワせると強烈な走り、左手の岸側に走ります
止まらないのか？
耐えていると漸く動きが緩慢になります
しかし、遠くの藻が絡んでるようで動かない
チヌに任せて少し動いて貰って、一寸ずつ浮かします
しかし、竿3本先の藻にガッツリと入り込んでしまいました
それでも少しずつ藻を切って浮かして藻ごとネットイン
取れて良かったー
安堵の一枚は年無しな感じ
魚体の状態も良かったです
しかし、この後は続きません
ここから一時間過ぎたあたりで雰囲気が良いなと思っていると練り餌でウキの消し込みからライン引きです
アワせるとこいつも先程よりかは少し劣るけどもよく引く、40 cm台後半確定な感じです
沖で弱らせ、寄せてきた時に急に突っ込みます
藻の中に入ろうとするので竿をためると藻の生え際で切れてしまいました
ガックリ
次の一投、先程のものから色を変えた練り餌でやはり同じように来ました
よく引く最高！
そして、同じように寄せてきて魚も見えたとき魚が猛ダッシュ
藻と瀬に絡んで寄せれなくなりました
残念ながら仕掛けを切って、かなりの意気消沈です
マッスルチヌに難敵の藻となると取込みが厳しい
沖でポコッと浮いてくれるようなチヌじゃないですからね
やはり、バラすと苦しくなる
もう一時間後に浮いてきたようなチヌを浅棚で釣りますが30 cm、次も30 cm。
3枚重量のリミットメイクは完了しましたが、これでは入賞しない
場所交代の時間が迫る中、遠投していたウキが入ります
これもまあまあな引き
藻に入られながら藻抜きをして上がってきたのは45 cm程か
バラシのショックが後を引いているので最低でも後一枚45 cm以上を釣る必要があります
そして、弁当船で場所交代
どうやら咸陽島にいた坂もっちゃんが良い奴を3匹やっていて暫定トップのようです
後半は水道側、藻は随分とマシですが潮が引いてきて右手の岸よりはただの浅瀬になっています
現状では恐らくポイントが凄く狭い気がします
猛烈な餌取りの中をしつこさで強行突破するしかありませんね
遠近、左右やりますが、餌取りの反応だらけ
風もそれなりに吹き我慢の時間が過ぎていきます
残り一時間程の所、狭い本命ポイントに撒き餌を集中し、大きめの赤い練り餌を入れ続けているとウキが入ってラインがビュンと引かれます
これを取れれば上位に絡むぞ〜とドキドキしながらやり取りをします
これも藻にガッツリ絡みながらも藻抜きを頑張って取り込みました
45 cm位でしょうか？
どうにか勝負になると予想
満足して次に根がかった時に随分と早めに片付けをしちゃいました
14時半に回収で次々と選手を乗せていきます
皆さん釣ってるようでドキドキものです
帰港して表彰式
今年は船頭さんが言うようにチヌが多くて、厳しい西側でも多少釣れていました
乗っ込み後にしては良い釣果の大会でした
自分の検量は5kg台で、優勝
先週、四国の東端の徳島で味わった悔しい思いを西端よりの宿毛で晴らすことが出来ました
何よりもパラダイスカップ出場権が嬉しかったですね
大会スタッフの皆様にはお世話になりました
選手の皆さん、お疲れ様でした
今週末は、いよいよ今年の中で最もビッグイベントとなるかもなG杯須崎予選です
2週続けて良いことが無いのが自分のパターンなので一週早かったですね
全然釣れてないようですが、チャンスを逃さない心構えと準備をしておきます