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MFG高知支部懇親チヌ釣り大会 in 宿毛: パラダイスで集中力を切らすな!

  • yjjnc438
  • 2018年4月25日
  • 読了時間: 5分

土曜日の今治での銀狼カップを終え、心地よい疲労感たっぷりで夕方に帰宅しました。

ここから前日同様に銭湯へ向かい、体を休めて帰宅後に子供に手伝って貰い明日の準備を整えて寝ました。

結構しんどい。

それでも携帯のアラームを1時半にセットしていた筈がしていなかったのにも関わらず、何故だか0時半に目が覚めます。

テンション高いんですかね。

2時に自宅を出発し、宿毛の藻津港には4時過ぎに到着しました。

移動だけで体力的には大変です。

車内で少しウトウトしてから準備を整えるとMFGの皆さんは受付済みでした。

こんな調子で今日は釣れるんだろうかと不安になりますが、ここは宿毛。

チヌが釣れないなんてことはあり得ません。

ここの磯とは相性が良いようでこれまでに3枚以下だったことはないんです。

数は、年々減ってますが、型はまずまずと言ったところでしょうか。

重要なことに、今日の大会では、上位2名に7月に行われる第6回宿毛チヌパラダイスカップの決勝大会の出場権が頂けます。

過去2年、宿毛市観光協会の予選を突破して決勝大会に出場さして頂いていたのですが、なんと、今年は宿毛市観光協会の大会は開催されず、宿毛釣具杯の予選のみになったのです。

宿毛釣具杯の予選は、釣り場自由のキャノンボール方式。

地元でなく、情報網も持たない自分にはかなり厳しいことが予想されるので、可能なら今日の大会で出場権を獲得したい思いです。

最後に受付をして残っていた番号は9。

九ちゃん、MFGの大会で最高の番号じゃないですか。

自分の船は2便目で、藻津港を出て東の方向へと向かって行きます。

一瞬、優勝請負磯のダルマ方向かとも思ったのですが、船を着けたのは宿毛新港沖の一文字の内側の磯シロシタでした。

外側の隣の磯には、国見さん。

良い場所じゃないのかと期待します。

まず、撒き餌を15杯程撒いておいてから仕掛けの準備をします。

竿は、今日は巨チヌ相手なので銀狼王牙AGS1号SMTで、道糸は1.65号、ハリスは1.7-1.5号でいきます。

前日は、環付き棒ウキで通して飽きたので、今日は円錐ウキ縛りを自分に課して、最初は初めて使用する黒魂 Ace LLの0。

そこまで流れのない釣り場なのでこれで仕掛けを沈めていく作戦です。

0と少し浮力が大きいのですが練り餌を多用するので大きめのものを使用しています。

まずは、加工オキアミからスタートします。

手前が浅そうなので20-30m程の所を探りますが、反応は乏しい感じです。

そのうち、餌取りでオキアミは数分と保たないことが確定。

丸エビイエローも練り餌もまあまあ取られます。

開始後、1時間過ぎても反応なし。

ベラや赤ジャコが釣れたくらい。

もう時間的にもチヌが周辺に居るはずだが食わせられていないに違いない。

そこで、少し近めを大きめの練り餌で探るとフォールで竿先までゴンときました。

直ぐに竿を立てて臨戦態勢を取ります。

中々の竿の絞り込み。

引きからはチヌ以外考えられません。

ゆっくりとゆっくりと引き味を堪能し尽くしてタモに入れたのは50cm位のばかでかい口をしたチヌでした。

こんなのが続けばと思いますが、連発せず、30分ごとにポツポツとあたってくるチヌは右肩下がりにサイズダウンしました。

食ったのは全て練り餌です。

弁当船が来る10時が近づき、気分はもう場所移動。

このままやってても3-4枚の追加はあると思いますが、50upが2枚追加出来るとは思えません。

優勝は、50upを3枚と想定しているので、思い切って磯替えです。

船頭さんにはここの方が釣れると思うと言われてしまいましたが、キーパーは既に揃ってるし、チャレンジしなくちゃ。

船は内湾方向に向かい、「ぶどう園」という磯にいる参加者に弁当を渡した後、船頭さんから廃屋かその先の浅い場所が空いてると聞きます。

ここはギャンブルで廃屋へと頼んで、上陸。

ここは過去に爆釣したことがある場所で釣り方は心得ているつもりですが、多分、チヌが最初に居なかったら時間的に回遊は期待出来ない場所だと思います。

しかし、そんな心配は必要も無く、チヌの入ったスカリを海に入れ、弁当を食べてると目の前に42、3cmのチヌがスカリの中のチヌの様子を伺いに来ました。

いるいる。

釣れるでこれは。

早速、タップリと撒き餌を撒き、仕掛けを繊細なものに変えてスタートです。

暫くすると餌取りだらけ、練り餌も保ちません。

色々と手は尽くしましたが釣れるのは餌取りのみで、撒き餌にはボラ、クロサギ、木っ端グレ、フグが群れています。

チヌの手応えがないまま残り、一時間を切った位で餌取りがボラとフグのみになりました。

もしかして、これはチャンスかもと思いましたが、パラダイスカップの権利が懸かった大会でギャンブルするべきで無かったとか余分なことを考え出していました。

諦め加減で練り餌を使った最後の手段で漠然と残り時間を消化し、餌取りをぼーっと眺め、竿先を下げて待っていた時に突然、強烈に竿というより腕まで引き込まれました。

あまりの強さにドラグが滑る間もなく、竿先1mの所の道糸が「パーンッ」と大きな音を立ててブレイク!

やってしまった。

完全な油断でした、やっぱり奴は居たのでした。

ワイヤーや鉄パイプが多い場所なのでドラグを少し硬めにしたままだったんですよね。

000のウキも当然、お帰りにならず、ガックリです。

仕掛けを作り直して、最後の10分と自分に言い聞かせ集中しますが、諦めました。

デカい奴を取るために移ってきた場所でそいつをバラすとは。

緩すぎる自分に腹が立ちます。

肩を落としながら片付けを済ませ、14時過ぎに回収の船に乗り込み、帰港しました。

釣況は一カ所(やはりダルマ)を除いて、何処も渋かったようです。

自分の最初にいた場所も追加が無かったようでした。

まあ、わざわざ移動したのに最後まで集中力を切らすな!という当たり前の教訓を得たのでした。

検量にかけると宿毛の釣果らしからぬ3枚で3kg台でしたが、名手が揃う中、2位の結果で、しんどい中、来て良かったと実感しました。

宿毛市観光協会からチヌパラダイスカップ決勝大会のチケットを頂き、マルキューからは新発売の集魚剤の激重を一箱頂き、満足この上ない一日でした。

激重の箱、疲れた腕で持ったせいか、メチャクチャ重かったです。

潮の流れの速い瀬戸内や宇佐で大事に使用させて貰います。

参加者の皆様、お疲れ様でした。

MFGって良い方ばかりで良いですね。

皆さんにもお勧めします。

帰りは、寄り道をすると一気に眠たくなるので、レッドブルのトール缶でドーピングをしてノンストップで帰宅しました。

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