朝夕が寒くなってきてフカセシーズン突入って感じですね。
今年最後のチヌ釣り大会となるつりぐの岡林の磯チヌ大会で須崎に行って参りました。
募集40名の所、参加者42名と大盛況。
ダイワの岡田テスターことオカケンさんもアドバイザーとして参加。
此所で大事なのは磯の抽選。
チヌの数は湾内なら何処でも多いのですが型が出る場所は限られるイメージです。
優勝候補磯は大体、4-5箇所くらいのイメージです。
そこに行ければアドレナリン大放出ですけどね。
朝、5時半から受付で早速、磯抽選。
本日はウネリがあるので活性の高そうな外海よりの優勝候補磯を狙って引いたのは、意に反して湾内で港を出て直ぐのサツマです。
それも湾内で此所だけは避けたかった場所です。
昨年のバトルカップで苦戦した場所で、自分的には二度と来たくないと思ってた場所でした。
ただ、ここはがまかつのTVの撮影もしてますし、大きな磯で足場も良いので評価は決して悪くないようです。
しかし、ポジティブに考えるべきで、与えられた状況でベストを尽くすだけです。
開会式後、出船。
サツマに渡礁したのは3人で場所の選択権は最後の3番目。
南東側から順番に3人並びました。
前回やった船着きの北寄りに釣り座を設定します。
様子が多少分かるだけに前半が勝負か?
仕掛けはチヌ竿Mの5.3mで2500番のリール、道糸、ハリス共に1.5号で0シブの円錐ウキLでチヌ針2号にG5のガン玉を追加した全層仕様です。
エサは、オキアミ類、練り餌各種です。
なるほどウキ止めを一応付けて、北風に向かって正面になるように仕掛けを投入します。
1投目からベラ。
活性は悪くないかも。
2投目、プーンと引っ張るアタリにアワせると乗ったような気がした瞬間に針外れ。
チヌっぽい感じですが、どうでしょうか。
30分経過したくらいで、ラインをソロソロと持って行くアタリに合わせて一枚目ゲット。
小振りな35cmクラスでした。
そこからポツポツ釣れて、1時間経過時でリミットメイク完了。
最大は43cm位か。
そこから徐々に平均サイズが上がりつつ場所交替の10時までに7枚釣れましたが最大は44cm位かという感じです。
今度は一番南の釣り座へ。
お弁当を食べて釣り再開。
後半の状態はサシエをゆっくりと落とす方が餌取りにやられにくくて良い感じでした。
速く落とすとベラ、フグ、チャリコ。
フォールでアタル魚もいて高活性、サイズも45cmまで伸びましたが、40台後半を3枚揃えないと入賞が敵わないのは明らかなので厳しいことには変わりません。
50cm台半ばをどうにか引っ張り出せればという野心を持って残り15分でラストの一投とデカ練り餌でハンターのようにじっと待っていると風に吹かれているラインがゆっくりと持って行かれます。
そーっとアワせると魚はゆっくりと力強く泳ぎます、これはチヌにしては引きすぎる。
今日は全くヘダイが釣れて無かったんですが45cm級ヘダイか?
しかし、そのうち引きがチヌに!!!確信を持ちました。
こいつが獲れれば入賞絡むぞ!
今日一、50cmアップは間違いなくあるトルクです。
ゆっくりとやり取りし、寄ったり沖へ出たりウキも見えたり隠れたり。
さあ、そろそろと思ったときに魚が強く走ります。
瞬間、竿先が跳ね返りました↓↓↓(T-T)。
針ハズレかと思っていると結節部を飛ばされてました。
きっと、老眼と終盤の気の緩みがもたらした微妙な結びがこんな結果に。
諦めて納竿としました。
40アップを6、7枚含む11枚で終了。
回収の船に乗り、港で魚を選別し44-45cmの魚を3枚検量に出しました。
3800g台で残念な重量。
いやいや、全層で糸ピンを沢山楽しみました。
須崎の大会で全層でやったのが初めてだったこともあり釣りとしてはとっても楽しめました。
サツマ的にはやりきったことにしておきます。
優勝は角谷の大バエに上がったチヌ太郎さん。
優勝請負バエでキッチリと優勝とはプレッシャーに強いですね。
2位には坂もっちゃん、普段大会で使われない沖磯で素晴らしい結果、流石です。
また今度そんな磯での釣り方の秘訣を教えて下さい。
大物賞はコウギで出てましたね。
コウギ、久しぶりに行ってみたかったです。
そこから気前の良いつりぐの岡林と協賛各社様提供の楽しい抽選会の開始です。
誰にも当たる一巡目。
ガルツのウキゲット。
今日はウキのロストもありましたし、良い感じ。
一部の人に当たる2順目はスルーですが、ラストの岡田テスターの健ちゃん賞に当選。
ばっちり頂いて帰りました。
参加された皆様、お疲れ様でした。
主催のつりぐの岡林のスタッフ様、協賛の各社様、大変お世話になりました。
皆が楽しい大会で、釣具店が目指す大会の模範の様な大会を有り難うございました。