どうにか滑り込む ! 東レ懇親チヌ釣り大会 in 宿毛
- yjjnc438
- 2019年6月17日
- 読了時間: 4分
先々週の中村フィッシングの大会で転けて、2週間後のチヌパラ決勝大会への出場に黄色信号が点りました。
今回が最終予選です。
前日から当日に王者ブラジルと互角に戦ったサッカー日本代表U-22に勇気と希望を貰って、宿毛へ向けて1:30に出発しました。
3:30に藻津港に到着し、少し寝ます。
4:30から受付と準備を済ませ。
番号決めのくじ引きへ。
今回は東寄りに行きたいなあー。
引いた番号は11とぞろ目。
ぞろ目、大好きです。
結果が良い様な気がします。
5:30位に一便目の最後の船に乗り、出船。
船は東方向へ向かい、少しテンションが上がってきました。
地元のYさんと銀狼チャンプを桐島の水道に降ろして、船は東へ。
次は、自分の番です。
西田渡船の発着基地の湾の手前で船を着けかけますが、大潮の満潮直後で波気もあり怪しい模様。
船頭さんが、「先に東の方を見る」と言われて、この組の東端の磯がある方向に船を向けます。
着いたのはシロシタの内側の磯。
去年、良く釣れて予選を通らせて貰った磯で釣り方に工夫は必要ですが大チャンス。
I名人が過去に爆釣で優勝された磯ではないでしょうか。
さあ、と思ったら、船頭さん「番号が若い方はどちらか?」と。
残った2人のうち、自分の方が番号が小さく、ここがこの組のエンドポイントなので番号が大きい徳島の方を降ろしました。
ここは、優勝する確率高いだろうなーと思っていると、船頭さん「この周辺は優勝争いする磯です!」とのこと。
船は少し西に戻って、西田前に着けました。
先週の大会では、名手が3枚釣っていたと聞きました。
しかし、確かに低い足場は時折、波を被ってます。
高場に荷物を揚げて準備開始。

正直、微妙な磯だなと思っていましたが、後が無い自分はどうこう言っている場合でないのです。
1号のチヌ竿に2500番のリール。
ラインは、道糸、ハリス共に1.7号。
環付き棒ウキ黒魂TinyのJ3でスタート。
エサは各種フル装備です。
まず10-15mラインを探ると木っ端が入れ食いです。
潮はゆっくりと東から西へ流れてます。
開始20分後位に潮下のシモリ周りを少量の撒き餌と練り餌で狙うとウキがスーッと入ります。
どうせ木っ端かと思っていましたがチヌのようです。

低いところに降りて取り込んだのは42、3cmのチヌ。
続いてもう一枚。

良い感じでは無いですか。


今度は、違うポイントでもポツリポツリとアタり、50cm up含めて1時間半で5枚揃っていました。
と言っても今回のルール、当初は5枚重量だったのが3枚へと変更されています。
少し間を空けて、もう一枚、50cm upが来て、予選突破が見えてきた気がします。
50cm upを3枚揃えれば予選突破は恐らく出来て、優勝が見えて来るので必死の構えです。
9時過ぎに船頭さんが前を通過し、迎えに来る前に1枚追加しました。
迎えの10時が来ましたが当然ステイ。
何処に行っても食い渋る時間帯ですし、風もあるので魚が居る分には移動はしない方が無難です。
と言っても餌取りばかりで時間が過ぎていきます。
干潮過ぎの昼前、ウキも黒魂DETのBに交換し、大遠投でやっていると久しぶりのそれらしいアタリが来ます。
アワせると竿は満月、ゆっくり強く魚は泳ぎます。
間違いなく今日一のチヌです。
しかし、底が切れません。
これを取ったら優勝狙えるぞーと少し緊張感が出てきました。
重量感のある引きに耐え、じわりじわりと寄せてくるとフッと軽くなりました。
ハリスを見るとザラザラ。
手前がえぐれて溝になっており、その際の岩に当たったようです。
ガックリしながら、同じパターンで来たのは40cm位の可愛いチヌでした。
これで終了。

船頭さんに船上で優勝魚をバラしたことを告げて、すっかり弱気になって「今年は、決勝駄目かもしれない」と話してました。
船頭さん、今日は良く釣れてると言われてましたが、回収の船では厳しかった人も多かった様子です。
瀬戸内と比較すると3枚揃えるのが難しいときがあるのが宿毛らしいというか、フィールドの特殊性を感じる所です。
帰港して「頼む!5kgあってくれー」と祈りながら検量にかけると5.5kg。
検量が終わって結果発表。
運良く、優勝することが出来ました。
船頭さんには「あそこの磯でこんなに釣れたことはない」と最大限のリップサービスまで頂きました。
たまたま、魚が溜まってたんですよねきっと。
こんなことも無いとしんどい大会、中々、参加出来ません。
頂いた東レさんの優勝賞品も最高でした。
しかし、何が一番嬉しいって、昨年まで3年続いたチヌパラ決勝の出場が今年も継続出来たことです。
今シーズン、もう一度、宿毛にチャレンジ出来ます。
参加された選手の皆様、暑い中、お疲れ様でした。
大会運営された東レスタッフの皆様、御協賛頂いた東レ様、お世話になった渡船様、有り難うございました。
今回は、宿毛らしい魚にも出会えて、近年、自分の中で釣れなくなりつつあった宿毛が復活した思いです。
今年で7回目となるチヌパラの決勝大会は、名人さんばかりなので結果どうこうより楽しんで来ます。
参加される皆様、よろしく御願い致します。
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