出し切ったのか?やりきったのか?第4回銀狼カップ愛媛大会 II
- yjjnc438
- 2019年4月22日
- 読了時間: 6分
今治で開催の銀狼カップの予選、やる気マンチクリンで臨みました。
先日の同じ場所であったジャパンカップの感触もあり、絶対に予選通過するぞーー。
前日の夕方、釣具店で撒き餌を練り、自宅から出発する直前に大変なことに気がつきました。
オキアミの生、全部、撒き餌に投入してしまった。
一部、サシエ用にキープするのを忘れました。
釣具店は何処も空いてない時間です。
須崎まで行けばと思いましたが、そこから山道で今治まで行く体力も無く、生は、撒き餌の中から掘り起こした一部で勝負です。
ジャパンカップの時は、ほぼ生でしかあたらなかったんだよなー。
一応、今治で24時間で検索しますが、一件当たったところは本当に釣具屋かーっと思えるところ。
遠回りして、寄ってみましたが店そのものがありませんでした。
2時前に会場に到着して、疲れもマックスなので直ぐに2時間程寝ました。
4時起きで用意をゴソゴソとして5時半に受け付け開始です。

肝心な抽選では、出たーーー最後の組。
多すぎる最初と最後。
最後は開始時間が遅れ気味になるので損した気分です。

バッカンチェックの後、6時半に出航して船は東に向かいます。
来たのは比岐島。

来たよ来たよ、2週間前、様子分かってるんでいけるぞーー。
比岐島から選手を下ろし始めて、小比岐に選手を降ろします。
これは北側の良い磯が残ってるんじゃないか。
いいぞ。
自分たちの前の組(最後から2組目)の番になったとき、スタッフさんが平市行きまーーーっす。
エーーーーーーーっ。
行ったことがない平市島。
しかし、2週間前は良く釣れてました。
前の組を潮通りの良い良さそうな突き出た磯に下ろして、次の僕たちは、超浅場。
島の間を釣るのか?
2人出来ないんじゃないのか?
不安いっぱいで船を降りました。
本日の同礁者は何と高知のH木さん。
高知釣り界隈で顔が広くて、第一回大会の時、この予選で優勝された名手です。
H木さんと船着きから50m程離れた磯の裏側まで様子を見に行きます。
裏は浜で、磯寄りには藻が茂り、激淺ゾーンがタップリとあります。
あとは正面の小島との間の水道にあるシモリとシモリの間か?
此所も浅く厳しい。
幸いにも前半の優先権はゼッケン番号が若い自分にあります。
船を着けた磯の先端には、”これぞ釣り座”がありこれが水没するまではやりやすそうなのと、多少水深があるので当然、こちらを選びました。
心配はこの時期キーとなる藻が無い。
しかし、此所までは予定通り。

本日の仕掛けは0.6号のチヌ竿2500番のリールに、いつもの黒魂Tiny J3です。
エサは、撒き餌に浸されてしなびたオキアミ生、ボイル、練り餌、ムキミ等です。
急いで準備を整え、開始時刻にギリギリ間に合いスタートです。
右から左手前に突っ込んでくる突っ込み潮の様でここを釣ります。
沖と手前のシモリにポイントを設定して撒き餌を撒きます。
開始20分位したところで手前のシモリの沖側でアタリが出ます。
アワせると、竿は満月、ドラグがジーーーっと滑って沖に魚が出ます。
アーーーっこれはと思ったときにはハリスが切られてました。
ウキが却ってきて良かった。
間違いなく瀬戸内に来ると邪魔してくれる憎い奴でした。
下手が荒れたのと奴がラッシュすると敵わないので、右手前方の浅いシモリ周辺から仕掛けを流します。
仕掛けが中頃まで押し戻されてきた時にウキがスッポリと入りました。
アワせると小振りでしたがチヌの引きーー。
まあ、最初の一枚なので良いでしょ。

しかし、既に荷物のある場所へ帰る足場が水没していて浸かりながら戻りました。
30分で一枚釣ったけど、ここから問題だよな。
15m下がった位置から遠投して頑張りますが、音沙汰無し。
潮も速さを増してます。
この日は餌取りが結構多く、練り餌が通用しそうなんですが、チヌのアタリは無くフグのみ。
前半も終了間近の10時頃、綺麗なアタリにアワせると朝一ほどでも無いが強烈な引き。
これは引きから奴を想定して、やり取りします。
大分、走らせて止まってから寄せて取り込んだのはヤッパリ60cmクラスの奴でした。

漸く退治してやった。
いつも、やり放題されてるからな。
その後、前半終了となり、後半に場所の選択権のあるH木さんは場所交替せずという選択をされました。
既にH木さん、浅い藻際で2、3枚良型を釣られてたんですよね。
苦しい状況にこれからの攻め方を何度も見直しますが、これと言った方法が自分の引き出しにはありません。
出来ることと言えば立ち位置を大きく替えることなので、最も磯の高い位置に釣り座を設定し、シモリの位置を確認しながら広く探りを入れることにしました。
潮は相変わらず、右沖から突っ込んできて左手前に流れてます。
チヌのアタリが得られないまま後半も1時間が過ぎた頃、潮が緩んで逆になり始めました。
でも、潮は止まったりで凄く緩い状態です。
自分の場所には、ほぼ藻が無いのでシモリのあるかけ上がりにポイントを絞って撒き餌を投入します。
すると、そこからポツポツとアタって、終了30分前には42、3cmの本日最大のものが来てリミットメイクまで後一枚。
少しでも流れると釣れるようなんですが、最後は殆ど流れず。
ラストスパート掛けて最後の一秒まで頑張りますが、結局、追加出来ず終わりました。

今年の銀狼、早くも終わったな。
一方、H木さん。
お見事リミットメイク。
型も申し分なく分厚い個体を混ぜておられます。
良い奴は藻際だったみたいです。

H木さんの釣り座。
僕にはこちらを最初に選択する頭が無かった。
経験不足でした。

船を待っている間に水没していた釣り座も再び姿を現してました。
ここでずっと出来るわけもないが、ここならやりようはあったんですけどね。
帰港して、検量。
自分は4kg足らず。
見事に優勝は、H木さん。
ぶっちぎりの6kg台。

H木さん、是非、ブロックも優勝で突破して下さい。
応援してます。
参加された選手の皆さん、お疲れ様でした。
スタッフの皆さん、ダイワさま、お世話になりました。
また、来年、頑張ります。
おまけ
翌日、息子が塾を終わった夜から釣具の岡林のエギングバトルに4、5年振りに出場しました。
9時半に息子をピックアップして急いで上町店へ。
その後、食事して、0時には宇佐の防波堤にエントリー。
息子はテント内でぐっすり寝てましたが、自分は翌日の昼まで20分だけウトウトしただけで、シャクリ倒したりました。
結果、タコ3匹の○ボーズ。
抽選会では、ジャンケンさえもやらして貰えない、超ツカンポモードでしたが、息子は竿ゲット㊗️。
釣れている人は、良い釣果ですし、トークも楽しく、良い大会でした。
関係者様、協賛各社様、有り難うございました。
2つの大会の結果が駄目なので疲れは3倍ですが、出来ることはやったので、やりきった感はありました。
これはこれで、良い感じがします。
日々、頑張ります。
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