チヌ釣り大会シーズン来る!JC今治予選に参戦
- yjjnc438
- 2019年4月7日
- 読了時間: 5分
暫く、まともな釣りに行っていない状況でやれるのか?
そういう心配があるのですが、今年、メーカーが主催する大会一戦目、シマノジャパンカップクロダイ今治予選に行って参りました。
今年のエントリーは、キャンセル待ちからの復活ではなく、最初からの当選でした。
全然、今治の釣況の情報も無く、前日の夜に適当に大量の撒き餌を混ぜて、今治へ出発。
一時半に到着し、軽く寝ます。
受付30分前に起きてからゴソゴソと支度を整えいざ受付へ。

クジを引くと狙い通り2便目となる後半の番号。
しかし、ハズレの番号ですね。

船は2便、それぞれ、3船ずつで計6船ですが船の定員の関係でグループをA、B+C、D、E+Fの4つに分けます。
本日は81名の参加で各グループのトップのうち3名が全国大会へと進めるようです。
自分は最後のグループF船?
兎に角、出発が1時間以上遅い2便目なので魚の活性が高いのは間違いないです。
同船にはシマノのテスターさんや昨年の予選優勝者さん。
同グループのもう一つの船には全国大会常連の強者がぞろぞろと居ます。
1便目が出てから、待ち時間が長かったので1時間以上ボーッと車で過ごしたり幻想的な朝の風景を眺めていました。

6時半を回って漸く自分たちの番で、乗船しました。
船は東へと進みます。
この方向は四阪か比岐島方面できっと釣れるぞー。
40分後位、降りたのは比岐島。
小比岐は以前ダイワの予選で降りましたが、こちらの比岐島は初めてです。

これは帰りに取った写真ですが、よく釣れるような話を聞いたことがある小さな港の近く。
時計を見ると時間は開始5分前。
大急ぎで支度をします。
仕掛は0.6号のチヌ竿に2500番のリール、道糸は大会で初めてPE0.6号を使用してみます。
環付き棒ウキに1.5号のハリス、2号のチヌ針で2.5-3ヒロのタナを探ります。
エサは一通りオキアミ類、練り餌を用意しています。
釣り座の選定ですが、今日は大潮で満潮の11時頃には2.5-3mも潮位が上がることから役員さんに沖向きの高い岩に上がると良いと教えて頂きましたが、藻が切れてる所までが遠すぎ、30mはあります。
仕掛けや撒き餌は40m位までは大丈夫ですが、自分の釣り方と腕では魚が取り込めないでしょう。
なので、一番藻の少ない船着きへ。
10分遅れでスタートし、撒き餌をタップリと撒きます。
潮は緩やかで、魚は見えません。
しかし、潮位が低いこともあって浅い。
2-3m位の感じがします。
色々と場所を探したりタナを変えたりしますが最初の30分は全くエサが取られません。
1時間位して漸くエサを何かに取られるようになりました。
手前にはフグが群れています。
こいつと他にも何か居るような感じですが、ハリ掛かりしません。
何も釣れないまま最初の2時間を経過しました。
潮は湾奥に向かって緩やかに流れています。
するとウキが30cm程、沈みました。
アワせると、チヌの引きです。
途中、手前の藻にも絡みながら藻抜き成功。35cm位でしょうか。

取り敢えず一安心。
その後、暫くして綺麗なアタリに合わせると激震。
デカーーーイ。
左手の藻の中を突っ切り沖の方に行ってしまいました。
ウキも帰ってこず、浮かんでも来ません。
悔しいので恐らくコブということにして、切り替えていきます。
次に手前寄りの藻際を攻めていると仕掛が馴染みません。
藻に仕掛けが引っかかって仕掛が馴染まないのかと思い、回収しようとするとゴーーっと走っていきます。
きっと、フォールで食いついてたんでしょうね。
しかし、こいつは首を振っている、チヌに間違いない。
どうにか寄せに掛かると藻に入って出てきません。
ラインを緩めるとスーッと持って行きます。
引っ張るとゴンゴンと抵抗します。
この繰り返し、引っ張る角度を大きく変えてみたりしますがある所から手前に寄りません。
大きそうなので10分位、頑張りましたが最後はヨリモドシの上で切れてしまいました。
その後、30cm位の小さなチヌを追加して前半終了、後半に掛けます。
後半になり、潮位もかなり上がり足場を高い岩の上に移しました。
潮も特に速くなくやりやすいのですが、魚ッ気はそう多くないんですよね。
ポイントを複数作ってローテーションしますが、釣れるのは一カ所のみでした。
後半戦、早々に40cm upを1匹追加し、

次に沖目で来た奴がまあまあなんですが、途中で藻にディープに絡んでます。
10分位粘っていると、プツップツッと藻の切れる感触!!
抜けたーっ。
正確に言うとPEで藻が切れたんではないでしょうか。

42、3cmの価値ある一匹。
この後、小振りちゃんを追加し、リミットメイク完了。
ここから入れ替えサイズを目指します。
そして、少しサイズアップの一枚。
時間は、あと1時間程ですが2枚ほど小さいのでこれらを35cm以上にするか45cmクラスが1枚は欲しいところです。
しかし、その後はおチヌ様は微笑んでくれませんでした。
6枚で終了。

後で撮った写真ですが今日はドンドンと潮位が上がってきて、移動が忙しかったです。
最初の足場はすっかりと海の中。
写真にも見える黒い海藻帯があるので苦労しました。
おかげで一匹、良い奴が取れなかったなー。
13時半に回収となり船に乗り込んで話を聞くとあまり釣れていない様です。
船中で5匹のリミットメイク出来たのが自分ともう一人。
しかし、自分は型が今一つです。
帰港後の検量で、本日、2人目の5kgアップとか言われて一瞬、欲も出ましたが、後に帰って来た他船の釣果を見て愕然。
分かってはいますが激戦の大会で良型をバラすようでは駄目だということでしょう。
技術が無いにも拘わらず久しぶりの釣りで手際が悪かったことも駄目でしたね。
表彰式では、上位陣は流石の顔ぶれ。
ここを抜けるには高い壁がありますね。
甘いところが沢山で今の自分ではここに載るのが精一杯のようです。

でも、今回は土砂降りの昨年と異なり天気が最高で、楽しく瀬戸内のチヌ釣りを堪能させて頂きましたよ。
自分にとっては重要なことに、再来週の銀狼カップの下見にもなったし、課題も少し持ち帰ることが出来た気がします。
選手の皆様、お疲れ様でした。
大会スタッフとシマノ様、お世話になりました。
もう少し腕を磨いて、また、挑戦したいと思います。
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