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銀狼カップAブロック大会

週末は、岡山県の牛窓で行われた銀狼カップAブロック大会に参加してきました。

今治で2年振りに予選を抜けれて、再び牛窓でのブロック大会です。

GWの最終日に通常はやらない前釣りをしたおかげで釣れる気しかしません。

今回は何かやれそうな気がします。

心配は、道中で遭った豪雨。

四国山地で凄まじくて、アイサイトも機能せず、ゆっくりと牛窓に向かわざるを得ませんでした。

こんな雨、岡山でも降ってるだろうから地方寄りの磯に当たったら魚が食い渋るのは間違いない気がします。

影響が少なければ良いのだがと思いつつ1時前に牛窓に到着しました。

もう既に5、6台の車が止まっています。

皆さん、大会に向けてお休みのようです。

私も疲れた体を少しでも休めるために直ぐに寝ました。

3時過ぎに携帯のアラームで目を覚ませます。

刺し餌や荷物の準備を始めるとエサ箱を一つ持ってくるのを忘れていました。

沢山の種類の刺し餌を用意していたので少しエサのローテーションがし難くなります。

4時には受け付け開始。

以前に此所でブロック大会で対戦したこともある地元のMさんや高知組の岡林釣具のOさんも同船でした。

エリアは日生のようです。

完全に初めてじゃあないですか。

前釣り、何だったのでしょう。

牛窓で潮の中を釣るイメージが完成されていたのですが、一気に崩れました。

しかし、高知組のYさんが日生は牛窓エリアより断然良いと言われますし、Mさんには僕の釣りに合ったエリアだと教えて頂きました。

ルールは二人一組で相手に勝利した上で船中3位までが全国大会に出場出来ます。

2船ですので6人が抜けれるということです。

自分の船には16人なので相手に勝てば確率は3/8ですよ。

今回は、写真を取り忘れていたのですがゼッケン番号は15番ということで一番最後の渡礁となります。

やはり、メーカーの大会では最初か最後が多いんですよね。

対戦相手は、大阪から来ている方のようでした。

5時に乗船し、出港。

船は、東へと向かいます。

しかし、日生ってかなり遠いんですね。

30分近く走ってから、選手を各磯に降ろしていきます。

海を見ると潮は、牛窓程、速くなく、適度に流れてくれれば、やりやすそうです。

今日は、北から北西の風が昼にかけて強くなるので南側に面した磯に選手を揚げていきます。

約半数の選手を降ろした時点で、既に磯に先客が居て使用出来ない所が2箇所、渡船屋は日生に無いとのことでしたので、知り合いに渡して貰っているとかでしょうか。

これでシフトが2つズレた感じがします。

残り2組になり、船は予想外にも沖から地方の方へ向かいます。

到着したのは後で知りましたが頭島。

最後から一つ前の組を降ろして先端に降ろして、船はその隣の奥へ。

Mさんの言われるようにまるで宿毛、ただ水深はありません。

奥には船が係留してあったりで、潮が流れそうにもありません。

最初に魚が居なかったら此所は死にますよ。

磯に降りた時点で試合開始まで20分を切っています。

場所決めのジャンケンに負けて最初は左側からです。

急いで、死ぬ程重い荷物を移動させてから仕掛けとエサの用意をして開始の6時から数分遅れで試合を開始出来ました。

本日の仕掛けは、自分の何時もの瀬戸内仕様で、余りにも流れが無いのでウキは環付きの0、道糸、ハリス共に1.5号、チヌ針の2号でG5のオモリを段打ちしたものです。

場所的に流れそうも無いので、ウキを沈めた全誘導が勝負が早いとは思いましたが、兎に角、食いが渋そうなので繊細な釣りを心掛けることにします。

最初は、潮が下げの筈なので、小さな湾処と正面の潮が合流する辺りに撒き餌をタップリと打ちポイントを作ります。

水深も浅いし、もしかすると何処かに朝の内に磯に付いている魚が居れば助かるのですが、正面沖の木の柵の周りを船がずっと釣りか漁をしながら廻っているのでそれは無いような気がします。

刺し餌は、基本、オキアミですが何投かに一回、練り餌を使用しながらタナを調製していきます。

エサは全く取られません。

餌取りの魚も見えず、大雨の影響か海が死んでる気がします。

それでも開始30分でウキが少しだけシモリます。

それ以上沈みませんが、少し生命観を感じ、軽くアワせると食ってました。

丁寧に取り込んだのは32、3cm位の小さなチヌです。

チヌが居たので取り敢えず良しです。

そこから10-20分後にポツリ、ポツリと渋ーいアタリで2つ追加。

サイズは多少大きくなった気もしますが余り変わりません。

7時30位からでしょうか、まだ、断続的ではありますが、左から来る風が強くなってきました。

風が潮と同じ方向でかなり釣り辛い。

少し手前を重い練り餌でウキに引っ張らせていると根掛かりかと思うようなアタリが。

少しましな引きで取り敢えず40アップです。

最低でもこんなのが3枚は必要かと考えています。

次は、暫くして、今日初の潮の中で綺麗なウキの消し込みがありました。

サイズは最小の27、8cmですが、これでキーパーが揃い、まだ8時過ぎ。

これからの入れ替えに期待をします。

しかし、横殴りの風は強くなる一方。

潮は干潮でこれから上げてくるはずですが、きっと素直に流れることはありません。

9時になり場所交代。

次の釣り座に撒き餌をタップリと効かしておいてから荷物の移動をします。

後半、一投目25m程先まで流していたウキに何となく変化が、少し引くと生命観あり。

32、3cmと大きくありませんが入れ替えに成功。

ここから色々とやりますが、風はどんどん強くなる一方。

遂にはD-MAXを使用した2段ウキに仕掛けを替えたりして、底を這わせてみたりしますが、音沙汰無し。

12時の終了時間を迎えました。

終わってみると、チヌ以外の外道が一匹も釣れませんでした。

居ないことは無いでしょうが生命観薄い海だったようです。

自分は、運良く前半流れに少しだけ乗ったおかげで相手には勝ちきることが出来ましたが、後半、強風の上、潮も流れず全く釣り切れませんでした。

まだまだ、修行が足らないようです。

回収の船に乗ると、隣の磯は厳しかったようで2人で1枚だったようです。

このエリア厳しかったですね。

しかし、沖磯の方は良く釣れてます。

20枚とか40-45cmとか、羨ましい釣果。

帰港して全選手の中で、最後の組なので一番最後に検量にかけます。

すると予想より少しあって4kgを超してました。

4kgは、昨年の情報から自分の予想では当確ラインであり取り敢えずの目標にしていた数値でもあります。

しかし、他の選手は型が大きく、全然、勝ち目無いなーと思っていました。

表彰式になり、自分の船の3位にあたる5位の発表。

4280g。

僅か200g差の7位でした。

あと一歩の努力が足りなかったのでしょう。

この悔しさを来年に活かしたいと思います。

選手の皆さん、お疲れ様でした。

全国大会出場の皆さん、おめでとう御座います。

渡船、大会役員、ダイワの皆様、安全で楽しく、且つ痺れる大会運営有り難うございました。

来年もよろしく御願い致します。

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