白子入りグレを目指して
- yjjnc438
- 2017年2月27日
- 読了時間: 3分
いつもの久礼に行ってまいりました。M氏と名礁の黒ハエ1番です。隣の上ノ加江の水温が上昇気味なので久礼も上がっているはず。白子を今年も食べとかないと心残りなので、数枚は釣らないとダメです。4:00にM氏にピックアップして貰って、マルナカ釣具で餌を混ぜて5時過ぎに久礼に到着。6時に出船しました。海は少しのウネリがあるだけで風も殆どなく快適そのもの。あとは、潮が流れてくれることだけを願います。潮は2週前にワラグロで撃沈した潮とほぼ同じで朝満潮の昼に干潮の大潮です。渡礁すると予想通りの上り潮。ここは下り潮なら間違いなく釣れるんですがこればっかりは仕方ない。

仕掛けは、道糸2号、ハリス1.75を6mでG3のウキを入れて、G5とG6のオモリ、潮受け、ハリは6号でスタートです。水道向きで開始すると今回はエサ取りが足元に見えて生命感があります。1時間くらいしてようやく最初の鋭いウキの消し込み。タナはおそらく2-3ヒロです。数秒のやりとりでチモト切れ。小長っぽい感じがします。もう1時間後にも同じようなアタリに合わせるとテンションがなくウキが流れていきます。高切れ?いえ、チモト切れで潮受けが下まで下がって全て抜けたようです。ハリスにウキを入れていたのでこんなこともあり得たのです。その後、やはり25-27cm位の小長がM氏と自分にポツリポツリと。

水温が高いのがわかります。おかげで憎っくきウスバハギも多少出動しています。そのうち、緩い上り潮も止まりフラフラと。こうなると瀬際や沈み瀬を丁寧にやりますが、反応は極めてありません。まだ、クチブトの姿を見ていないので確認するために、ここで切られ上等モードで道糸を1.5号、ハリスも1.25号、ハリを3号と変更します。まずは掛けてみようということです。場所を少しシフトして黒ハエ2番の瀬際を探ります。変更してすぐに鋭い当たりがあり竿に乗った重みはグレ。しかし、手前の瀬が心配なので一段下の岩に降りた時にハリハズレ。これが連発します。3度目は切られ。4度目も切られて、潮が完全に止まって風が強くなって0匹でプチ時合いが終了。1.25はここではやはり細すぎでしょうか。持ち帰り0を覚悟しました。風が強くなったので、最終兵器のJ3+Bの2段ウキに変更します。4ヒロから沈めていく作戦に。若干潮がまた流れた気がした時でしょうか、遠投して、ウキを完全に見えなくなるまで沈めて随分と長く待ってると穂先にアタリがきました。おそらく竿2本以上の深ダナです。上がってきたのは今日初のクチブト。

あー顔が見れてよかった。まあまあ肥えた30cm越したくらいの魚体です。しかし時間はもう13時半。焦る中、30分後にもっと深いところでもう一発同じようなアタリが。合わせると重いんですがグレのように走らない。ロックフィッシュかと思って寄せてきたところ、磯際で漸く走り出したのは37cm程のメタボなグレ。あーよかった。白子が今年も食べれるかも。もう1匹と残りわずかな時間も頑張りますが、こんな深いタナを短時間では効率よく攻めれずタイムオーバー。貧相な釣果にがっくりしながらもホッとした気持ちで納竿したのでした。こんな深いところに居たんだねクチブト君。朝の小長の反応にすっかりと撹乱されて、深ダナを攻め切れてなかったようで反省です。この日は、西磯方面が好調だったようでウスバエでは40upも出ていたようです。黒ハエ周りはお隣の2番や小黒も含め寒い釣果でした。帰って、メタボリックなグレの腹を開けると両方とも真子入りでチーーーン。


今年初の白子はお預けでした。しかしシャブシャブにして食べた味は、今季一番でした。
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