名礁に恥じる
- yjjnc438
- 2017年1月23日
- 読了時間: 3分
今年になって最初の久礼に行って参りました。この時期が最高な名礁マルバエです。前日の予報で波高のために上がれるか心配でしたが海はべた凪。サラシが無いマルバエです。少し波気があればなあと言える状況でしたが、天候は風が吹くものの釣りが出来ないほどではなく良い方でした。いつものM氏と2番船の7:00出船です。

最初はじゃんけんで船着となり北向きに釣り座を構えます。M氏は向きは同じで東側の釣り座でスタートで10:30に交代の予定。

手前に撒き餌を打つとキタマクラが寄ってきます。まあ、数は多いのですが撒き餌で分離すれば問題ない程度です。道具立ては1.25号の磯竿に2500番のリールです。直に風が少し吹くことが予想されるので道糸1.65号、ハリス1.7号6mに、00のウキにG8のオモリでハリは6号で仕掛けを沈めることを想定してのスタートです。手前に撒き餌を3-4杯やっておいて、竿2-3本先に1杯打ち、そこに仕掛けを合わせていきます。潮は上潮が滑っている状況でウキを沈ませていくと微妙に双名島方向に流れている状態です。最初は、20cm位のコッパオナガから。

あっちこちと場所を探るとそこから徐々に25cm-28cm位のもう少しのリリースサイズになってきます。そんなのを5-6枚釣ったところで30cm程のクチブトをとりあえずキープ。

しかし、なかなかサイズが上がりません。食いが渋く、ハリハズレもあり、釣れてくる魚も唇に掛かっているものばかりなので、ハリスを1.5号、ハリのサイズを4号に落としました。気がつくと9時過ぎで少し早い弁当船が来ました。水温が1度下がってると聞きました。道理で渋いわけです。前回の磯釣りもそんな状況だった記憶があります。船が去って、1投目、双名島向きのガタ瀬に何杯か撒き餌をしておいてから竿1本北側に1杯の撒き餌と仕掛けを入れます。しばらくして、仕掛けが馴染むや否やスルスルとウキが入っていきます。合わせると心地の良い引きで釣り上げたのは、肥えた寒グレらしい32、3cmのクチブト。

この後、パターンを見出して34、5cm位までを2匹追加したタイミングで場所交代の時間です。折角、パターンを見出したのですが仕方なく、東側の釣り座へ。今日、ここでM氏は良型らしき魚をバラしています。餌取りは多いようでエサが残りません。少し遠くでやるとエサが取られません。この頃、潮が完全に止まったので、苦しい状況に堪らず弁当を食べて休みます。再開して大きくつけた剥き身のエサを底まで沈めて、上げて直ぐに触ってみるととっても冷たい。なんて冷たい底潮なんだ。上げ潮の間が天国だったなと認識します。風もこの頃から強くなって来ました。色々な所を探ってみますが良い感触が得られないまま暴風に。最後は大遠投したり足元を攻めたりしているといつものアイゴが来たり、得体の知れない巨魚(おそらくサンノジ)にぶち切られてタイムアップでした。M氏は終盤にどうにか1枚と厳しい一日となったようです。

寒の時期のマルバエで漸く、4枚とは、とほほです。情けない。下げに入り水温が下がったかも知れませんが釣り座を替わった後半での釣りを見出せませんでした。まだまだ修行が足らないことを自覚しました。それでも今回の寒グレはとっても美味しかったことが精神的なダメージを癒してくれました。
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