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皆勤のご褒美か?

今月も残り少なくなり、上物狙いの磯釣りは段々と小物釣りへとなるので、ここらで良い釣りをしておかないと磯釣りシーズンが終了してしまいそう。今月も久礼へ出勤です。予約時にもうそろそろな感じのイサキ釣れてますかと船頭に聞くとグレがボチボチという返事。取り敢えず、船釣りばかりで磯は予約が他に無いようですが、1人なので無茶を言わず黒ハエ2番を押さえて頂きました。朝3:30に家を出て、弁当を買って、釣具屋で撒き餌を混ぜました。解凍予約は、自分以外はアミエビのみ。今シーズンは、上物釣りが終了したことを物語っているようでした。4:40に港に到着すると、船釣りの客ばかりで、磯釣りは1人のみ、黒ハエ1番かマルバエに行けることが予想され、ワクワクしながら、準備をします。

船に荷物を積んで乗船すると船頭さんが、マルバエで良いかと聞いてきます。もちろん、今回は、そこがど本命で二つ返事しました。久礼では、大概は一人で、誰かと釣行する時は、早くから予約するので波に比較的強いためにキャンセルになり難い黒ハエ1番を選んでしまうので、寒い良い時期には、人気があり、降りたことの無い名礁です。

今日の釣り場です。

最初にエギングしようかと思っていましたが、良い潮目が出ています。やっぱり、名礁でエギングしてはいけない。一回出したエギングロッドを竿ケースに戻しました。最初は、タナは竿1本、ハリスは2号で太目のセッティングでスタートです。撒き餌を打つと、ハギ類の餌取りで、大したことが無いように見えます。

しかし、餌は最初から残りません。木っ端のイメージが頭に広がります。直に答えは、出ます。若干、大きく25cmクラスが主体ですが、思った通りです。

良く引いて多くは、小長です。

最初はリリースしていましたが、食べる分だけでもとクーラーに少し放り込みます。サイズアップを狙って、タナを少し深くして少し遠目の潜り潮のありそうな場所に投入します。すると、ウキがスパッと入り、合わせると結構な引きです。竿を叩かないのでこれは良さそう。最初の締め込みを耐え、手前に寄せてくるとグレのようには粘りません。何かと思いつつ、上げてくると茶色い。来たー、ど本命のイサキだー。

35,6cm程の体高のある肥えた魚体です。白子まで出しています。その後、浮子はコンスタントに引き込まれますが、25cm程度のグレです。それでも、満潮前には3連発でイサキ。もう満足です。

型も43cmで今日の最長寸。フカセでこれはたまらん。いつもイサキ釣るときはカゴ釣りだったので、面白さ倍増でした。あっという間にクーラー8分目で、もう、40クラスの尾長でも来れば昇天するんだけど、グレは、普段ならリリースの小さいものしか来ません。ちょっと浮気して、西側もやってみます。浅いタナでは木っ端グレしか来ないので、深くして狙うと強烈な引き込み、磯の上を素早く移動して、やりとりします。根にハリスが触れる感触が、まずいかなと思いつつ粘ってあげてくると、奴でした。シロモッチのお友達、ニザダイです。竿を叩かなかったのにがっくり。

イサキも型のよいグレも来ないので元の場所に戻って再開。潮が止まるとイサキは食い渋りましたが、流れ出すと再び昼からでも釣れました。

結果は、30弱ー43cmまでのイサキが10枚。自分に取っては、上出来でした。毎月、釣れる釣れないは別として久礼に通っている御褒美ですね。これからが、お客さん少なくなってチャンスかもしれません。帰りには船頭さんからアジまで貰って大漁です。刺身で食べると脂がのっていてとろけました。やっぱりイサキ最高。

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