巨チヌ調査
- yjjnc438
- 2020年5月18日
- 読了時間: 4分
コロナ禍もまだまだですが、GWも明け、規制が緩んだので(心は緩んではいけません)留めておいた以前の釣行記の一つをあげます。
どんよりとした空気のせいか、最近、まともに釣れてません。
もう、フォトチヌダービー終了してますけどね。
コロナで自粛と終わりが見えないような息苦しい日々が続きます。
一日でも以前の生活に戻れることを切に願っています。
色々な意見や解釈がありますが、自分の趣味がアウトドアの釣りで良かったと思います。
また、ブログを上げることで釣行を促すことは全く意図しておりません。
少し前ですが、巨チヌの調査に愛南は深浦に行って参りました。
磯に上がるまでは、勿論、三密を避けて、マスク着用です。
こんなご時世ですが当日は調査(釣査)やる気満々です。
一人で渡礁したのは、多分、天儀の鼻周辺のマルバエです。
初めてなのでよく分かりません。
隣の中天儀にはチヌ師弟。
まず、軽ーくエギング。
船着きから投げること数回。
アオリイカがエギを追ってきました。
それも1kg程度2杯と2kg1杯。
これは凄い。
1kgのイカがエギを抱きました。
ゆっくり寄せると他の二匹が横取りしようとします。
ダブルチャンス!
しかし、そう簡単にもいきそうにないので直ぐにタモで掬いました。

数秒以内にエギをもう一度軽く投げます。
すると、キターッ。
2kgのイカがエギを抱きました。
アワせると凄い勢いで引っ張ります。
ドラグがそこそこ出たところで急にテンションがなくなりました。
エギのカンナが伸びてました。
暫く、また来るかもとエギを投げてましたが、渡礁後1時間位になるので、流石に本来の目的の巨チヌ釣査の準備を始めました。
今日の仕掛けは、竿ブラックトリガー1号、リール銀狼LBD、道糸PE1号、リーダー2.75号、ハリス2号、ウキが黒魂TinyJ3、ハリがチヌバリ3号で、大物仕様です。
撒き餌は、オキアミ生2枚に集魚剤の白チヌ、チヌパワームギSP、チヌパワーダッシュ、激重、爆寄せチヌを各一袋加えて後で激荒を混ぜ込んでいます。
これでバッカン約2杯と大会並みの量ですが時間が少し長いので撒き切れるでしょう。
刺しエサはオキアミ類、練り餌各種、フル装備に近いです。
釣査ポイントは、取り敢えず潮が通してそうな沖に面する場所からスタートすることにしました。

最初は、竿3本先位に仕掛けを投入します。
潮は左から右で徐々に手前に当たってきて仕掛けが右手前に帰ってきます。
50m位の遠投までやりましたが釣れるのはベラのみ。
餌取りが非常に多い感じです。
8時位になって状況が悪いので少し方向を湾内寄りにシフトすると小さなアタリがウキに出ます。
中々引き込まないので、痺れを切らせて小さなアタリに掛け合わせるとそこそこ引きます。

竿を叩かないこの魚は、35 cm程のグレでした。
この頃から風が強く当ててくるようになります。
そして、日もすっかり高くなったおかげで磯のシモリの全容が見えてきました。
この磯は、シモリが多く浅い最初やってた沖向き方向ではなく、明らかにかけ上がりのある右向きをやるべきでした。
問題はこの方向は向かい風であること。
撒き餌ワークも仕掛けの投入もかなり制限されます。
遠投出来ないために餌取りが想像以上に五月蠅い中、兎に角、出来る限りのことをやっていると来ました。
合わせた瞬間、グーッと泳ぐ魚、もう間違いなくチヌです。
そんなに引かないのですが重量感はそこそこです。
磯が高すぎてタモが届かないので磯をぐるーっと回して取り込んだのは51 cm程のチヌでした。

狙いはこのサイズではないのですが、一安心の一匹。
漸く、サンプル、その一です。
電話で隣の中天儀のチヌ師弟の様子を聞くと意外にも全然だそうです。

ここからか?
しかし、チヌのアタリを捉えることなく風は強さを増していきます。
高い足場では釣りにならなくなったので、船着きのある奥に足場を移します。
仕掛けも替えたり色々しましたが、威力をさらに増した向かい風のため、餌取りが居ない領域まで仕掛けと撒き餌を投げることが全く出来ません。
延々と餌取りの相手をして14時になったので終了。
バッカン2杯のエサも久しぶりに撒き切りました。
片付けをして、渡船待ちの間、エギングをします。
直ぐにラインがスーッと引っ張り込まれてアタリます。
高い場所から持ち上げて取り込んだのは400-500g程のアオリイカ。

満足して、全てを片付けて、迎えの船に乗り込みました。
隣の中天儀は結局チヌが出ず、ここら一帯は厳しい状況だったようです。
かなりポストシーズン感が漂ってました。
しかし、最後に回収のかなり湾奥の磯に居たOさん、57、 52cm含む3枚とやってました。
この周辺はコワリも多くてチヌには良さそうな場所です。
磯でなくても良いのでこの湾内で、是非、釣ってみたいですね。
調査の結果、乗っ込みはほぼ終盤、数は出ませんが、型は50 cm台後半と巨チヌと言っても良いサイズが期待出来ると結論づけました。
釣査完了です。

何となく、ダービーも小振りですが入れ替えしておきました。
巨チヌ調査にもう一回位何処かに行ければなーって感じです。
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