強いぞ須崎のチヌ
- yjjnc438
- 2017年6月19日
- 読了時間: 3分
もうそろそろ本格的な梅雨が明日から来ようとしている高知です。宿毛チヌパラダイスカップの予選会から2週後の決勝大会まで一ヶ月以上釣りの間隔を空けるのも手際が悪くなりそうなので何処かに軽く釣行する必要を感じていました。一人で前釣りに宿毛まで行く体力と気力はありませんので、浦ノ内、宇佐一文字、須崎、久礼と悩みましたが、少しは磯らしくて流れがあって、今までやったことが無いところが練習としては良いと考え、チヌ釣りでは初めての須崎へ行くことに決めました。須崎のO中釣り具でエサを混ぜて、渡船乗り場に向かいます。未だ暗い4時半に渡船乗り場に到着したところで大トラブル。青くなりました。釣り、今日は中止か。5時出船の渡船には乗れず、その処理を終えて一人、渡船に乗ったのは7時半。場所は野見湾の出入り口にあたるコウギに向かいます。ここは鬼才の番組でも登場した場所で滅法チヌの魚影が濃い場所です。

瀬戸内っぽい場所で色々な意味で練習になりそうです。まず、撒き餌の水分調整をして、20杯程、撒いといてから仕掛けを準備します。1.75号の道糸に1.5号のハリス、ウキは黒魂HUWARIの00で全誘導、G6のオモリでハリはチヌの2号です。ウキは馴染むと沈むいつものスタイルでスタートです。潮は左から右に良い感じで流れています。1投目、オキアミ生で近めをやってみます。仕掛けが馴染んだ瞬間、穂先を引っ張ります。アワせますが空振り。その後、ネンブツダイがかかってきます。結局、オキアミはボイルも加工エサも持たないことから練り餌メインとすることにしました。遠近やりますが、最初の一時間はこれといった反応無しです。どうも、魚が底か磯際に着いているような気がして仕方ないので手前気味にして、練り餌を大きく付けて竿1.5本から2本程度の水深の底まで落としてみます。すると、ラインの入りが加速しました。アワせるとドスンと竿を絞り込みます。少しラインをくれてやって竿を立ててゆっくりとやり取りをします。ノッコミ明けで弱々しいかと思っていたら結構引きます。しつこく引き込むチヌをどうにか海面にまで寄せると45cmは超えている程度のチヌです。ネットインしてみるとお腹はまだ若干スリムなチヌでした。

ここから釣れ始めるのかと思いましたが反応が得られません。カサゴが遊んでくれたくらい。これは家族の好物なのでキープ。

仕掛けが合っていないと薄々、分かっていたのですが10時前に弁当船が来たタイミングで仕掛けチェンジです。今度は自分的には瀬戸内で調子の良い黒魂DET。今日の場所にマッチングしてるのは見え見えなのですが、色々とやりたいので、他の仕掛けも選択してしまうのです。仕掛けを交換して3投目、須崎の方に流れていったウキにチョンと前アタリがあった後、スーッと引き込まれていきます。アワせると明らかなチヌの引き。こいつも良く引きます。40cmは楽に超えた程度のチヌで魚体はすっかり回復し、夏チヌでした。

暫くして、もう一発、本当に良く引きます。魚を右に左にいなします。しかし、ここでフックアウト。ハリを見ると伸ばされてます。

掛かりどころの問題があったのでしょうが、強いぞ須崎のチヌ。この調子は満潮時の潮が止まったときに落ちましたが、潮が下げ始めると再び活発に。

最長寸50cmあるかないかでしたが10枚釣った内、9枚が40cm upと上出来でした。おかげで今回は、早めに1時過ぎに片付けをすることが出来ました。何となく練習にもなった気がします。しかし、暑かったなー。熱中症になりそうでした。心配はパラダイスカップ。決勝大会の申し込みのFAX、締め切りが予選から3日後と短いことを知らなくて、少し遅れて出しちゃったので出場出来ないかもしれません。まあ、その時はその時で、諦めます。
須崎のチヌ釣り、湾内なら磯チヌ入門にとっても良いことが分かりました。今度は、息子と来ようかとも考えています。
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